2024年5月23日
【コラム】空き家対策の第一歩は「片付け」から
空き家を相続し、整理をしたいものの費用や時間の都合でなかなか手が回らないという方も多いのではないでしょうか?
空き家問題を深刻化させている要因の一つが実は片付けです。
今回はついつい後回しにしてしまう片付けのポイントをご紹介します!
空き家問題を深刻化させている「片付け」問題
空き家を所有している半数以上の方は相続が要因で空き家を所有しています。
実際、実家を相続したらその実家を売却や賃貸・自身が住むなど有効活用を検討している方は全体の約7割に登ります。
しかし、実際に空き家を相続して有効活用に繋げられている方は全体の約3割、7割の方が空き家を所有してから放置したままになっているのが現状です。
相続した実家を売却・賃貸に出そうとしてもまずは家の中にある物の片付けが必須となります。
家の片付けには時間や労力もかかるため後回しにしてしまい、5年、10年と放置してしまうと、建物自体が劣化してしまい売却・賃貸などの有効活用ができなくなってしまいます。
建物自体が劣化してしまうと解体という選択肢しかなくなる場合もあります。
「解体費用をかけたくない…」「解体すると固定資産税が高くなる」などから劣化した空き家が解体されず放置されることで、近隣に迷惑を与えてしまう空き家になるかもしれません!
実は片付けという初期のステップのハードルにより、空き家の有効活用ができない…ということになりかねません⚠️
捨てるための考え方11箇条
「物を捨てる」とは言っても、物を捨てる基準は人それぞれです。
なかなか物を捨てられない!という方は以下の考え方を参考にしてみてはいかがでしょうか?
■第一条 とりあえず取っておくは禁句
例)お中元などのいただき物をそのままとりあえず取っておく。またはチラシなど
■第二条 仮にはダメ 今決める
例)テーブルの上に後で整理しようという物が混在して山積みになっていく
■第三条 いつかなんてこない
例)いつか使うかも、いつか必要になるかも、いつかいつかと言っているうちはこないままかも
■第四条 他人のとっても便利は私の邪魔
例)テレビCMやSNSなどを見て買った便利だと思った物、人から便利だと勧められたもの
■第五条 聖域をつくらない
例)資料類、思い出の物、記念の物、子どもの物、アルバム
■第六条 持っているモノはどんどん使う
例)物は使うためにある。ただ持っているだけでなく使うことを考える
お客様用に取っている食器など
■第七条 収納法・整理法で解決しようとしない
例)捨てるとは、見える化をして管理すること、物を全てきれいに収納道具を
使って収めたとしても本当に管理ができるかどうか考えてみる
■第八条 これは捨てられるのでは、と考えてみる
例)目に入るすべての物をもう一度よく見て本当に必要かどうか、手放せないかを考えてみる
■第九条 しまった!を恐れない
例)捨てて困るかもしれないと思う気持ちが物とのさよならを引き留める原因
本当に困るものがどれだけあるかを考えてみる
■第十条 完璧を目指さない
例)共感する考え方をできる範囲で実行していくこと
■第十一条 もったいないで封印しない
例)物を処分することは確かに勿体ない事ですが、物を使わないのも勿体ないと考えてみる
片付けは誰がおこなうの?
上記では捨てるための考え方 11箇条をご紹介しました。
とは言え、頭では片付けないといけないとわかっていても実際に片付けることはハードルが高いのも事実です。
物件の持ち主が終活の一環として自宅を片付けていた場合、その物件を相続した場合は次に繋げる有効活用がおこないやすくなります。
基本的には片付けは物件の所有がおこなうことが通常の考えとなり、ご実家を相続した場合は引き継いだ所有者が片付けをおこなうこととなります。
しかし、実家から離れたところに住んでいる方やまとまった片付けの時間を確保することが難しいという方も多いのではないでしょうか?
遠方に住んでおり、片付けがなかなかできないという方は専門業者に依頼することができます。
現在は「遺品整理サービス・残置物引取りサービス」を行っている業者も多く、ご自身で相続した空き家の片付けが難しい場合は検討してみてはいかがでしょうか。
リユースせいわでは残置物処分で困っているお客様には、弊社が直接そのままの状態で引き受けし、弊社が買取後に処分するサービスを行っております♪
引き取った残置物は、適性なルートで処分する他、リユースできるものに関しては提携先の買取業者に依頼をして引き取っていただいています。
また、ご自身で時間をかけて片付けをおこない、その間に建物を劣化させてしまうよりもできるだけ早めに片付けをおこない、早めに活用をすることで長い目で見ると管理費を抑えることもでき、売却時の価格の下落にも有効的です。
まとめ
今回は「片付け」についてご紹介しましたが、実際に片付けをおこなうことは容易なことではありません。
ご自身ではなかなか難しいと思われた場合には、費用はかかりますが残置物撤去サービスの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
また「売却前に残置物撤去費用を負担したくない」という方は、残置物ごと売却が可能な不動産業者に依頼することをおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
滋賀県で空き家の売却を検討されている方は、リユースせいわへご相談ください。
空き家・土地の売却に関するご相談は無料で承っております♪
↓無料査定はこちらから
↓リユース事例はこちらから
======================================
リユースせいわ
フリーダイヤル📞0120-996-004
定休日:水曜日
[草津店]
〒525-0032 滋賀県草津市大路2丁目14-7
TEL:077-599-3666
FAX:077-599-3720
[大津店]
〒520-0022 滋賀県大津市柳が崎4-6
TEL:077-535-9223
FAX:077-535-9225
======================================
参考資料:一般社団法人 全国空き家アドバイザー「空き家課題 サスティナブルなまちづくり」