お知らせ

2024年10月15日

【コラム】空き家の家財処分どうしたらいい?出来る限り安くする方法は?

こんにちは、リユースせいわです。
相続によりご実家を相続したものの、そのまま放置している…方も多いのではないでしょうか。
「いつかやろう」とわかっていながら、時間や遠方の場合は距離などの要因により後回しにしてしまい、
いざ、売却などの活用をする際に妨げとなることも…。

今回は、空き家をそのままにしておくリスクと家財処分の費用や費用を抑える方法をご紹介します!


 

1.空き家の家財処分の方法

処分の方法としては、ご自身で行うか業者に依頼する方法に分けることができます。
できる限り費用を抑えたい場合はご自身で行うことで処分費を抑えることができますが、労力と時間が必要となります。

それぞれメリット・デメリットがありますのでご自身にあった方法での処分を選ぶことが大切です。

 

①自治体のごみ回収を利用する

お住まいの自治体で決められた方法でゴミの処分を行う方法です。

この方法はのメリットは費用がかなり抑えることができる点です。

可燃ゴミなどの定期回収を上手く活用することで業者に依頼するよりもコストを抑えることができます。

また粗大ゴミは個別に有料回収となる自治体がほとんどですので、各自治体の粗大ゴミ収集窓口へ問合せが必要なので注意しましょう。

自治体によってはリサイクルの一環として、小型家電や電池、パソコンなどの回収ボックスを設置している場合もあります。

詳細については各自治体のホームページをご確認ください。

 

②リサイクルショップに持ち込み

リサイクルショップに持ち込む方法ですが、メリットとしては費用が抑えられることはもちろん、買取金額がつく点です。

不良や傷が少ない家電や家具はリサイクルショップに持ち込むことで買い取ってもらえる可能性があります。
店舗により様々ですが買取できない場合でも無料で引き取ってもらえる場合もありますので、一度相談してみてはいかがでしょうか。

店舗によっては、大型家具や持ち運びが難しい物も出張買取サービスを行っている場合もあります。

仕分けや店舗に持ち込む手間など時間がかかるため、時間に余裕がある場合には検討してみてはいかがでしょうか。

 

③不用品回収業者へ依頼する

不用品回収業者へ依頼するメリットとして時間や労力などの手間が省ける点があげられます。

基本的にはどんなものでも大量に回収してくれるので、一気に片づけたい方にはおすすめの方法です。

また、空き家の増加に伴い不用品回収業者も増えており、サービスも多様化しています。
仕分け・分別から搬出、清掃までのサービスを提供する業者や軽トラックに積み放題などのプランを打ち出す業者など様々ですのでご自身にあった業者を利用することも有効な手段のひとつです。

しかし、上記にて紹介しました「自治体のゴミ回収」や「リサイクルショップに持ち込む」などと比較すると、費用がかかってしまいます。

時間がない方や遠方に居住しているため頻繁に片付けができない方などには費用はかかりますが一気に片付けることができる有効な手段でしょう。

 

2.空き家の家財道具処分費用を抑える方法は?

上記では家財道具の処分方法についてご紹介しましたが、処分にはどうしても費用がかかってしまいます。

下記では、家財道具処分費用を抑える方法をご紹介します。

①補助金・助成金を利用する

鳥取県鳥取市では、空き家バンクに登録された市内の物件を対象に家財道具の処分費を最大で30万円まで補助を行う制度を申請することができます。

その他、愛知県春日井市なども支援を行っています。

補助金・助成金の利用については、残念ながら各自治体によるため支援を行っていない場合もあります。

自治体によっては支援を行っている場合がありますのでお近くの自治体ホームページを確認ください。

 

②できる限りご自身で片付ける

不用品回収業者に依頼する前に、ご自身で片付けができるものは事前に片付けておくことで費用を抑えることができます。

可燃ゴミや古本や雑誌などは事前に回収に出しておくだけでも費用を抑えることができます。

 

③買取サービスも可能な不用品回収業者を選ぶ

不用品回収業者の中には、買取サービスも行っている業者もあります。

家電や装飾品、ブランド品、着物などは買い取ってもらえる可能性もあるので回収費用を抑えることができます。

 

3.空き家をそのままにしておくデメリット

上記では空き家の家財道具の処分についてご紹介しました。

しかし、実際片付けを行うことは時間・労力・費用がかかるため放置してしまう方も少なくはありません。

空き家を放置することは、様々なリスクが生じます。
資産価値が低下し、売買等が困難になるほか、周辺住民に迷惑をかけてしまうおそれもあります。

 

空き家を放置する様々なリスク

①倒壊
空き家の傷みが進むと、倒壊してしまう危険性があります。

②外壁落下
外装材や屋根材などの破損を放置すると、それらの部材が落下する危険性があります。

③ねずみ・害虫など
ねずみや害虫などが大量発生すると、不衛生な状態になってしまいます。

④景観の悪化
ごみの散乱、山積みや外壁の破損・汚損などが放置されると景観を損ねてしまいます。

⑤悪臭
腐敗した動物の糞尿やごみなどが放置されると悪臭の発生に繋がります。

⑥不法侵入
壊れた窓などから不法侵入者に出入りされると、周辺地域の治安の悪化に繋がります。

枝のはみだし
隣の敷地や道路などへ枝がはみ出すと、周囲の建物を傷つけたり、歩行者の通行を妨げてしまいます。

※上記は一例です。

 

また、管理不十分な空き家(管理不全空家、特定空家)として、市区町村から指導を受け、指導に従わず勧告を受けると、
土地の固定資産税の軽減措置が受けられなくなる可能性もあるため、空き家は放置せずに早めに対策をとりましょう。

 

4.空き家を放置しないために

片付けがめんどうだからと空き家をそのままにしておくと、上記のようなリスクが生じることとなります。

人の住んでいない住宅は劣化のスピードが早いため、早めの対策・活用が重要です。
下記では活用方法についてご紹介します。

 

活用方法:①売却

空き家を相続等で取得した場合、空き家を売却するに当たって一定の条件を満たせば、所得税・個人住民税において譲渡所得から3,000万円までの控除される特例措置を受けることができます。

主な要件については下記をご確認ください。
国土交通省「空き家の発生を抑制するための特例措置(空き家の譲渡所得3,000万円特別控除)」

また、売却することにより空き家を管理する費用や労力も抑えることができます。
今後空き家を活用する予定がない方は売却がおすすめです。

≫リユースせいわでは無料査定を受け付けております!≪
査定結果によって今後の流れ・ご相談・サポートをさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。

 

活用方法②解体する

空き家を解体することで、管理などのわずらわしさを解消することができ、また売却の際にも老朽化した建物が建っている土地より更地の方が高い価格で売却することができます。
また空き家を解体する場合、各自治体によっては補助が受けられる場合があります。
詳細については各自治体のサイトや窓口に問合せすることをおすすめします。
ただし、更地にしてしまうと固定資産税の軽減措置(住宅用地特例)が受けられなくなるので注意が必要です。

 

活用方法③空き家管理代行サービス

空き家が遠方にあり、ご自身で管理が難しい場合は空き家の管理代行サービスの活用も有効的な手段のひとつです。
今後空き家の活用予定がある場合には有効ですが、活用の予定がない場合は費用がかかるため長期的にみると費用がかさんでしまうことになるので注意が必要です。

 

活用方法④貸し出す

建物は誰も住んでいない状態が続くと、老朽化がどんどん進んでしまい、結果としてすぐに人が住めない状態になってしまいます。
建物を長く使うためには使い続けることが大切です。人が住むことにより湿気や害獣・害虫の発生を防ぐことができます。
また、家を売却することに抵抗がある方も手放すことなく空き家を活用することができる選択肢のひとつとして有効です。

 

5.まとめ

今回は空き家の家財道具の処分についてご紹介しました。

空き家の家財処分は自分で行う方法と業者に依頼する方法がありますので、労力と時間、費用の兼ね合いを考え、自分に合った方法を選択することが重要です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
滋賀県で空き家の売却を検討されている方は、リユースせいわへご相談ください。
家財道具が残ったままでも買取させていただきます!
空き家・土地の売却に関するご相談は無料で承っております♪

↓無料査定はこちらから

あわせて読みたい

↓リユース事例はこちらから

リユースせいわ
リユース実例 | リユースせいわ リユース実例の記事一覧ページです。

===================================

リユースせいわ
フリーダイヤル📞0120-996-004
定休日:水曜日

[草津店]
〒525-0032 滋賀県草津市大路2丁目14-7
TEL:077-599-3666
FAX:077-599-3720

[大津店]
〒520-0022 滋賀県大津市柳が崎4-6
TEL:077-535-9223
FAX:077-535-9225

===================================

※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。

出典:鳥取市ホームページ:空き家の残置物処分支援事業のご紹介
春日井市:空き家残置物撤去補助金の制度概要
国土交通省:空き家を放置するリスク